本日は埼玉県さいたま市北区吉野町、大宮市場にある婦じやさんにお邪魔しました。
婦じや
048-664-4334
埼玉県さいたま市北区吉野町2-224-1
営業:7:00~15:00、17:00~21:00
定休:未確認
大宮市場には食堂棟が2棟あるんですが、有名なキッチン星野さん、国道17号側にあるほうの棟ですね。
その棟の一番端。
突然老舗麺類食堂が現れます。
関東風暖簾に名古屋、関西、きしめんの文字…。
いったいなんなんだ!という突っ込みは麺類食堂には向いてないですね。
このカオス感が麺類食堂の味の一つである。
ランチサービスもありそうですね。
店内こんな感じ。
カウンターにテーブル。
メニューはテーブルにはなく張り紙のみ。
うすくちきしめん!?岡崎八丁味噌きしめん!?
名古屋から来た私には聞きなれないメニューがたくさんあります。
とりあえず無難にきしめんをお願いする。
「きしめんください。」
「冷たいの?温かいの?」
「?温かいので。」
「薄口ですか?味噌ですか?」
「??薄口ってなんですか?」
「関西風のお出汁です。」
「??じゃあ薄口でお願いします。」
「きしめんのなんにしますか?」
「???」
「きしめんもいろいろあってタヌキとかきつねとか。」
「???じゃあ、きつねで…」
クエスチョンマークのたくさんつく会話を済ませしばし待ちます。
ちょっと説明が必要になります。
名古屋に10年いた私にとって、老舗麺類食堂できしめんといえば、ムロアジのパンチの利いた出汁+溜り醤油の色味がびっくりするほど濃いのにすっきりした味わいの出汁で温かいもの。具は基本甘目に煮た油揚げに、かまぼこ、青菜、花かつおって感じだろうか。きしめん自体の定義はあいまいで、太かったり細かったり幅広だったり薄かったり厚かったり。
変わり種きしめんは、そのものの名前がついているので、きしめんといえば温かい上記のベーシックなもの。それにしてもきしめんに天ぷらを入れるってことはあまりなかった気がします。
冷たいきしめんはぶっかけが「ころ」、ざるが「ざる」と呼ばれる。
八丁みそベースの味噌出汁で煮込むのは、味噌煮込みうどんで、煮込むきしめんは少なかった気がします。
そんな私なので???が多い注文となりました。
テーブルの上はシンプル。
灰皿は言えば出してくれます。
そしてキツネきしめん。
細く刻んだネギの上に、袋から出して細く刻んだ油揚げをゆでたきしめんにのせ厚い出汁をかけ、三つ葉を載せて、さあどうぞ!
出汁の色は薄めでありながら塩気を感じる関西風。油揚げをそのまま載せるってのは何風か知りません…。三つ葉を載せるのは関東風って感じがします。
麺が煮込みを意識しているのが、アルデンテよりちょっと固いもの。
味噌煮込みうどんの麺は麺に塩が練りこんでないのでどんなに煮込んでものびることがないようにしてあるってのも味噌煮込みうどんの特徴です。初めて食べたとき、この麺は煮てあるのか?っと思ったほどである。
関東の市場で、関西風の出汁で、名古屋名物きしめん。
婦じや
048-664-4334
埼玉県さいたま市北区吉野町2-224-1
営業:7:00~15:00、17:00~21:00
定休:未確認
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