さて久しぶりの 天ぬき、天つま、天すい紀行である。
名古屋めしの一つにきしめんがあるのは周知の事実だと思う!?
そして何故だか「名古屋駅の新幹線のホームのきしめんが一番うまい!」ってのが定説になっている。
埼玉県も群馬よりの出身の私も多分に漏れずそう思っていた。
っが、老舗や手打ちの本物のきしめん!?の洗礼を受けたりすると、10年愛知に住んで、やっと観光客ではなく地元の人間になったんだなと思わないでもない。
愛知を訪れた際には是非この辺のお店できしめんを食べていただきたいなぁ、なんて思っている。
ちなみにきしめんを食べる名古屋の人も少なくなってきているのは事実である。正直きしめんを好んで食べるの方は珍しいんじゃないかと思う。
今の時代きしめんより讃岐うどん、ラーメンを食べる人の方が多いのは他の県と変わりはない。
まあそれでも、立ち食いってのも駅のホームってのも調味料の一つで、やっぱり旅先の駅のホームや通勤途中の駅のホームでそばをすするってのは一味違う気がする。さらにそれが名物ってんだから、まずい訳がない。
さらに名駅のガリバー住よしさんにはきしめんとそばしかなく、うどんという選択肢はないので余計にである。
そんな訳で名古屋駅1,2番線ホームといえば、東海道線なのだが…。
私の目的はかきつばたさんである。
実は昨年の話。
意味の無い遅れまくった情報です…。
まあ今年の年末の参考にと…。
メニューはこんな感じ。
立ち食いそばの基本メニュー。当然きしめんもあります。
そしてこちらはおつまみが充実しているのがウリですね。
かき揚げは特製もあります。
っが、私はの注文は、普通のかき揚げで天つまを作ってもらい、卵を落としてもらう。
天つまってのは天玉そばの蕎麦抜きである。
地方によって呼び方は変わるらしく、関東では天抜き、関西では天吸い、そして名古屋では天つまと言います。
卵を絡めていただきます。
寒い冬に天つま&熱燗は体に沁みるくらい旨いもんです。
なぜ旨いかと詳しく説明してあるのは、「コクと旨味の秘密 (著)伏木 亨」あたりで、出典はこちらである。
紹介してくれたのは「春は築地で朝ごはん」のつきじろうさんである。
天つまの本領発揮はしばらくしてコロモが汁を吸いまくってずくずくのダメダメになってからであるが、未だに美しく食べる作法を確立していないため画像はアップしていない…。
啜りこむように天つまを胃の腑に入れ、熱燗で口を漱ぎ、お店を後に後にします。
かきつばたさんには天つまというメニューはありません。
お姉さんが忙しい時は作ってもらえないという噂です。
様子を見ながら注文しましょう。
かきつばた
052-581-1235
営業時間7:00~21:30
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