本日は名古屋市北区上飯田西町にあるカフェタナカ本店にお邪魔しました。
本店巡礼である。
 
 
 
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創業1963年の老舗喫茶店でありながら、モダンな雰囲気を持っているカフェである。
 

 
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テイクアウトも充実しているというよりは、パティシエもいるのでケーキ屋さんを併設しているって感じでしょうか!?


 
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店内は落ち着いた雰囲気。
ピアノの生演奏があったりする。
支店にもピアノの生演奏があったりするので、お店のこだわりかもしれない。
客層も年配の方から子供まで幅広く、落ち着いた雰囲気ながら、子連れでも気後れしないほのぼのした雰囲気もある。



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メニューはそう多い訳ではないのですが、名古屋の純系喫茶店メニューに、今どきのメニューを網羅している。
 



ケーキはショーケースのものを選べば持ってきてくれます。
 
 
 

とりあえずフランスのビール。
 

 
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そしてイタリアン。
名古屋の老舗喫茶店では鉄板に溶き卵を流し、その上にナポリタンを載せて提供する店が多い。
いわゆる名古屋メシである。
塩コショウに岩塩、タバスコが出てくるってのも老舗喫茶店の証拠である。
鉄板焼きナポリタンをイタリアンというのも「鉄板の板がついたスパゲッティー、略してイタスパから、イタリアンになったそうだ。
ウキペディア。
 
フランスのビールを飲みながらイタリアンという鉄板焼きナポリタンを食す。
嗚呼!もう何がなんだか!?
 
台湾にはない台湾ラーメンで有名な味仙では辛さ控え目をアメリカン、極辛をイタリアンと言ったり…。
名古屋はいろんな文化があります。
 

 
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ケチャップがフルーティーで酸味がマイルドで旨い!
私はあまりナポリタンが得意ではないのであるが、これは特別である。
 
そして、私の目の前に座った年配の男性がやはりイタリアンを注文していたのであるが、その年季の入った食いっぷりが私の目を離さなかった。
「まず中央に盛られたナポリタンを鉄板の上にまんべんなく広げ、鉄板の端からフォークを入れ卵をかえすように、卵を鉄板から剥がしスパゲッティーを絡め、円を描くように食べるのである。スパゲティーを広げるときはフォークを握りこぶしでもち、フォークに卵とスパゲティーを絡めるときは普通に持つ」
この場合フォークではなく突き匙と呼びたくなる年季の入った食べ方であった。
是非名古屋純系の喫茶店で、「イタリアンちょ~(鉄板焼きナポリタンください)」っと注文し、この食べ方で食べようと心に誓ってしまいました。
こんな風景が見られるのも世代を超えて愛されているお店の証拠である。
 

 
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ランチについてくるミネストローネ。
 

 
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生ハムとアボカドのサラダガレット。
突然時代が現代に戻る。
やはり私は卵が入っている奴のほうが好みかな!?
 

 
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デザートはプレートで提供されます。
紅茶が鉄瓶に入ってくるってのもおしゃれである。
 



珈琲は懐かしい感じの珈琲。
 

 
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つい季節のデザートを追加してしまいました。
 

 
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現代、過去と喫茶店のいいところをすべて残したかのようなカフェタナカさんでした。
 


カフェタナカ 本店
052-912-6664
愛知県名古屋市北区上飯田西町2-11-2
9:30~18:40