本日は名古屋市千種区今池にあるタッチもとこい(元古井公設市場)内、松月さんにお邪魔しました。
愛知県名古屋市には公設市場が平成30年8月現在6つありまして、その中の一つ元小井公設市場がタッチもとこいというんですね。タッチもとこいHPタッチもとこいFB名古屋市公設市場(名古屋市HP)
たぶん昨年まで梅森公設市場ってのがあったらしいんですが、時代の流れでなくなってしまったらしいです。


タッチもとこい(元古井公設市場)は市営元小井荘の1Fにあります。現在外装工事中。イメージ的には一般のスーパーといった感じですね。


私は入ってそのまま手打ちうどん松月さんにお邪魔します。


店内ハの字のカウンター。平日の2時ですが、遅めの昼食でがっつり食べている方や、買い物途中に小腹が減った方がちらほら見受けられます。


メニューはこんな感じ。あまり冷えた麺が好きではない私ですが、本日は”ころ”をいただきます。なぜなら!前記のきしころ@かどふく本店できしころについて考えてしまい。きしころの発祥は市場の製麺所じゃないかと結論付けた為、いてもたってもいられず来てしまった次第であります。
ちなみにこちらのデフォルトのコロは卵の黄身入り。よっぽど考えたんですが、きしころ小をお願いしました。


きしころ小。なんとお値段300円。シーズニングは青い刻みネギにおろし生姜。これがきしころの原型だと思う。買い物途中、製麺所の店先で「一つちょうだい。今ここで食べてく!」っと啜っていくもんだったんじゃないかな!?


味云々よりもきしころの原型なんだと思って食べていることに感動を覚えてしまう私。冷たい汁にショウガが夏の暑さも忘れさせます。麺は広めの厚め。ちょいとゆっくり湯がいて温かい汁で食べた方が私の好みだな!なんて思っている場合ではありません。ここは市場。小腹を満たしたらすっと席を立つのが粋ってもんです。ごちそうさまでした。

餡ころ餅、石ころ、犬ころと小さく丸いかわいい物をコロと言うのは一般的。製麺所の前に並ぶきしめんの玉をきしころって言っていても不思議じゃありません。まあストーリーがある方が後世にはには伝わりやすいので、香露ってのも捨てがたいですがね。

松月
052-733-3232名古屋市千種区今池2-27-22
営業:10:00~19:00
定休:日曜