本日(201811)は名古屋市守山区長栄にあるかどふく本店さんにお邪魔しました。

ライブドアブログの機能がイマイチ使いこなせない私です。

Twitterとの連携はうまく行っているんですが、インスタがうまくいきませんね。
過去の記事の画像の不均等などいろいろ治していきたいんですが…。
頑張っていくつもりではあります。

市場が好きで市場の食堂ばかりの記事になっておりますが、本ブログはタイトルにもあるようにRED LIST RESTAURANT(絶滅危惧食堂)の記録・保護を目的としております。
町中にある大衆食堂、麺類食堂を守るべく、食堂の美味しさ、楽しさを世間に広め、存続させる。そんな大きな野望を持ったブログなのであります。
お茶がわりにビールが出てきたような時代からある、朝酒・昼酒ができる貴い食堂を守り、私が朝酒昼酒を嗜む場所を、せめて私が隠居生活を送る頃までは残しておくことが本音のところでございます。


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そんな訳で本日も愛おしい食堂を守るため、食堂に来ております。
こちらかどふく本店さんは、名古屋メシなんて言葉を聞くと鼻で笑いたくなるくらいの、昔ながらの名古屋本来の食事を取れるところでございます。



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昔ながらの名古屋の食事を語り出すと長いものですから、とりあえず守りたいレッドリストレストランの条件は灰皿とスポーツ新聞があること。
灰皿もスポーツ新聞もいまや絶滅危機にありますね。
昔々は飲食店の名刺代わりにマッチを置いてあったなんて知らないんでしょうね。


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さて本日はなにをいただきましょう。
名古屋の食文化は広くて深い。
麺類だけでもうどんそばきしめん中華そばと4種類ある。


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さらに温度も多種多様である。
麺の温度と汁の温度。熱い冷たいだけでも4パターンある。さらにヌルイまであるんだから好みの一品を見つけるだけでも一苦労である。



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本日はあまり考えず、木の葉丼に中華そばをお願いした。
私コレクター気質があるのでこのお店で食べたことがないものをお願いしたいんですよね。
過去の食歴は下にあります。


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木の葉丼。
こちらも絶滅危惧メニュー。
名古屋の食堂でも提供する店はかなり限られてきています。
さらに木の葉の定義がいまいちよく分からないので、お店によって出てくるものがびっくりするほど違ったりします。もっともそこが面白いんですけどね。
ちなみに木の葉、志の田丼、天南丼と絶滅危惧メニューはありますが、地方によってまた内容が変わるようなので複雑怪奇である。
情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらコメントいただけると幸いです。


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こちらの木の葉丼は椎茸、かまぼこ、花麩が炊いてありますね。
この朱色のかまぼこも名古屋の方は一格言あったりする。
名古屋朱色蒲鉾の老舗・大矢蒲鉾



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中華そば。
具は朱色蒲鉾、叉焼、ハム、技のしてあるしなちくにほうれん草。
サービス過剰な愛知県を体現するような具ですが、古い麺類食堂の中華そばは叉焼にハムが載っていることは少なくないです。


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黒と言うか、赤、クリムゾンのスープ。
名古屋の醤油は溜り醤油なので色が濃く見えますが、塩気はそう強く感じず深い味わいがあります。
この辺もまたいろいろ深いところでして…、割愛。



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さて次は何をいただきましょう。
頂くたびに名古屋の食文化の深淵を覗いてしまった気になり、困ってしまうかどふく本店さんでした。
ご馳走様でした。

そんな名古屋の食堂で朝酒・昼酒を嗜むブログです。
生暖かい目で見てください。


訪問履歴
木の葉丼、中華そば@かどふく本店
志の田丼、味噌ラーメン@かどふく本店

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ころきしめん(汁が冷えてないバージョン)、志ノ田丼、しっぽくうどん@かどふく本店

天南丼、松月うどん@かどふく本店

きしめん、中華そば@かどふく本店


かどふく本店
052-791-2025
愛知県名古屋市守山区長栄16-12

営業:11:00~16:00、17:00~19:00
定休:月