本日(202407)は愛知県名古屋市東区筒井にある岩正(いわしょう)さんにお邪魔しました。
実に2年ぶりの訪問となります。
理由は後述いたしますが、緊急に天南丼に名古屋麺類食堂味噌ラーメンを保護しなければならない!ってことに気づきまして、AIに戦略を立てさせ実行しようとしている。
チャットGTPの戦略は
「天南丼を保護するために、個人レベルでできることには以下のような方法があります。
緑の関西風暖簾が涼しげですね。
岩正さんはいくつか暖簾がありますが、季節によって変えているんですかね!?
シャッター(開店待ちの意)をした訳ではありませんが、開店すぐにお邪魔しましたが、アタクシの次のお客さんで満席。
注文するためではなく、メニュー落ちしてしまっていないか確認するためにメニューを見る。
天南丼も味噌中華(名古屋麵類食堂味噌ラーメン)も生息確認が取れました。
お茶とお水が出てくるホスピタリティーも健在です。
待つことも無く提供される味噌中華に天南丼(小)。
名古屋麺類食堂の味噌ラーメンをAIに考えさせるとネットに情報が少なすぎてハルシネーション(幻覚)を起こしてしまう。
「6. ソーシャルメディアでの発信」をみんなでガンガンやらなきゃいけませんね。
とりあえずアタクシの考察。
まず麺類食堂って呼称は愛知県独特なのではないかと考える。蕎麦屋、うどん屋、東海圏であれば味噌煮込みうどん屋ってのがありますが、愛知県はうどん屋、蕎麦屋とあまり言わない。きしめん屋ってのもあまり聞かない。麺類を提供するお店は大概うどん、そば、きしめんと3種類提供しており、実は味噌煮込みうどんのうどんは味噌煮込み専用の麺なので、中華麺を合わせれば5種類の麺を提供することになる。
汁も種類が多く、いわゆる麺汁から、白だし、赤味噌、カレー、さらには台湾ってな感じで、麺と汁の組み合わせだけでも無限に広がってしまう。
さらに愛知県では麺類にごはんをつけるのは至極当然のことで、焼きそばにもご飯がついてきたりする。さらにさらにコーヒーに豆菓子がついてくるお国柄、ご飯があればおかずが付いてきて、麺類定食の完成である。5種類の麺類を提供し、定食を提供するお店の呼称は麺類食堂としか言いようがなかったのではないだろうか?
さてそんな愛知県の麺類食堂で提供される味噌ラーメンであるが、名古屋で味噌と言えば”赤味噌”であり、当然味噌ラーメンも赤味噌なのである。しかし味噌ラーメンという呼称を使わないお店が多数存在するのがまた面白い。恐らくサッポロ味噌ラーメンと区別するために、サッポロ味噌ラーメン(白味噌)、味噌中華(赤味噌)になったと考えられる。
つまり絶滅危惧メニューは麺類食堂で提供される”味噌中華”なのである。
嗜好品は呼称によっても味わいが変わる。麺類食堂で提供される赤味噌のスープで提供されるラーメンは味噌中華でなければならない。
上記の考察をすべて満たす”味噌中華”は令和6年現在、岩正さんでしか提供されていない。名古屋麺類文化の一角を絶滅させてはならない!みんなバズらせてくれぇ〜。
具はチャーシューにシナチクにもやしに刻みネギ。
麺の茹で加減は、流石うどん屋さん!って感じで上々。
赤味噌のスープは赤味噌特有のコクと甘みがあり、体に染み込むようです。
関東出身のアタクシは、この甘みに面食らったのだが、今では中華スープより自然に喉を通ります。
味噌汁代わりの麺類なら、中華スープより味噌汁の方が旨いに決まってます!
こちらも絶滅危惧の天南丼。
鴨南蛮と同様、海老天と葱を軽く割り下で煮込んだものなのだが、これが旨い!
いわゆる天丼とは違う甘さがあるんですね。
天丼は白飯に海老天を乗せて天つゆをかけたものですから、天ぷらのサクサク感、天つゆの甘辛い味わい、天ぷら油と天つゆがかかったご飯の旨さってのが魅力ですが、天南丼は天つゆで煮込んだ衣の味わいは揚げたての天ぷらとは異次元のものです。天つゆを十分に含みトロトロになった衣の食感は美味しいと言うより官能的。もはや海老は主役ではなく脇役、食感のアクセントになる尻尾だけあれば良いって気になります。そして南蛮の由来となる天つゆで煮込まれた葱の風味は清涼感を丼に清涼感を与え、うまいうまいものにする。
煮込まれているからこそ奏でられる海老天と葱とのハーモニー。すべての旨味は一体化し、食感に風味のバリエーションがあり、一口ごとが楽しく、最後まで飽きさせません。
丼ものここに極めり!ってアタクシは勝手に思っているのですが…、絶滅危惧メニューです。
バズらせてくれぇ〜!!
「ラーメンのスープは残さず飲むべきか?」なんて論争がバズったことがありますが、アタクシはラーメンスープを残す派です。っが、味噌汁は当然飲み干す訳でして、味噌汁代わりにお願いした味噌中華は当然こんな感じになります。
今日も美味しかったです。ごちそうさま。いつまでも食べ続けたいと思っております。
「9. 観光客に天南丼を紹介」
きしめんも味噌かつも味噌煮込みも美味しいですが、モノホンの名古屋めしはこれ!って記しておく。
お姉さんに「久しぶりじゃないですか?」っとお愛想をいただき、常連でもない2年ぶりに訪問の客を良く覚えているもんだと感心すると「天南丼と味噌中華を注文するお客さんは一人だけなんですよ!」っと種明かしされる。
ってことは、少なくとも2年はこのメニューを注文したお客さんはアタクシ以外にいないわけなのかな!?
天南丼も味噌中華も見かけなくなるはずですな。
ザ・名古屋めし。昔ながらの名古屋の食文化。天南丼に味噌中華を味わえるのは、”今”しかないかもしれません。
味わえるうちに是非ご賞味あれ!
実に2年ぶりの訪問となります。
理由は後述いたしますが、緊急に天南丼に名古屋麺類食堂味噌ラーメンを保護しなければならない!ってことに気づきまして、AIに戦略を立てさせ実行しようとしている。
チャットGTPの戦略は
「天南丼を保護するために、個人レベルでできることには以下のような方法があります。
1. 天南丼を積極的に食べる
地元の飲食店で天南丼を注文したり、自宅で作ったりすることで、需要を高めます。自分で作る場合は、地元の食材を使用するよう心掛けると良いでしょう。
2. レシピの共有と拡散
家族や友人に天南丼のレシピを教え、一緒に作る機会を作ることで、その魅力を広めます。また、ブログやSNSで自分の作った天南丼を紹介し、レシピを共有することで、多くの人に天南丼を知ってもらえます。
3. 地元イベントやフェスティバルへの参加
地元で開催される天南丼関連のイベントやフェスティバルに参加し、地域の食文化を応援します。また、イベントを通じて知り合った人々と情報交換をすることも大切です。
4. 地元の農産物を購入
天南丼に使用する食材を地元の農産物で揃えることで、地域経済をサポートします。地元の市場や農家から直接購入することで、新鮮な食材を手に入れられます。
5. 料理教室やワークショップに参加
天南丼の料理教室やワークショップに参加して、正しい作り方を学びます。習得した技術を家族や友人に伝えることで、天南丼の伝統を広めます。
6. ソーシャルメディアでの発信
InstagramやTwitterなどのソーシャルメディアを活用して、自分の作った天南丼やその魅力を発信します。ハッシュタグを付けて投稿することで、多くの人に見てもらえるようになります。
7. 地元の飲食店を応援
天南丼を提供している地元の飲食店を訪れ、応援します。お店のレビューを書いたり、SNSで紹介したりすることで、その店の知名度を高める手助けをします。
8. 天南丼の歴史や文化を学ぶ
天南丼の歴史や文化を学び、その知識を周りの人々に伝えることで、地域の食文化への理解を深めます。地元の図書館や文化センターで資料を探したり、関連する書籍を読むと良いでしょう。
9. 観光客に天南丼を紹介
地元に訪れる観光客に天南丼を紹介し、その魅力を伝えます。観光ガイドや案内所でボランティアとして活動するのも一つの方法です。
10. 子供たちへの教育
家庭や学校で、子供たちに天南丼の作り方やその背景について教えることで、次世代に伝統を継承します。子供たちが料理に興味を持ち、天南丼の作り方を覚えることは、伝統の保護に繋がります。
これらの行動を通じて、個人レベルで天南丼の伝統を守り、次世代に継承することができます。」
ってなことで、できることからやっていきたいと思っている。
まずは「1. 天南丼を積極的に食べる」ってことで2年ぶりの訪問となる岩正さん。
名古屋麺類食堂味噌ラーメンと天南丼を同時に味わえるお店は、こちらしかありません。
以前はかどふく本店で味わえたんですが、令和6年現在天南丼がメニュー落ちしております。
ってなことで、できることからやっていきたいと思っている。
まずは「1. 天南丼を積極的に食べる」ってことで2年ぶりの訪問となる岩正さん。
名古屋麺類食堂味噌ラーメンと天南丼を同時に味わえるお店は、こちらしかありません。
以前はかどふく本店で味わえたんですが、令和6年現在天南丼がメニュー落ちしております。
緑の関西風暖簾が涼しげですね。
岩正さんはいくつか暖簾がありますが、季節によって変えているんですかね!?
シャッター(開店待ちの意)をした訳ではありませんが、開店すぐにお邪魔しましたが、アタクシの次のお客さんで満席。
注文するためではなく、メニュー落ちしてしまっていないか確認するためにメニューを見る。
天南丼も味噌中華(名古屋麵類食堂味噌ラーメン)も生息確認が取れました。
お茶とお水が出てくるホスピタリティーも健在です。
待つことも無く提供される味噌中華に天南丼(小)。
名古屋麺類食堂の味噌ラーメンをAIに考えさせるとネットに情報が少なすぎてハルシネーション(幻覚)を起こしてしまう。
「6. ソーシャルメディアでの発信」をみんなでガンガンやらなきゃいけませんね。
とりあえずアタクシの考察。
まず麺類食堂って呼称は愛知県独特なのではないかと考える。蕎麦屋、うどん屋、東海圏であれば味噌煮込みうどん屋ってのがありますが、愛知県はうどん屋、蕎麦屋とあまり言わない。きしめん屋ってのもあまり聞かない。麺類を提供するお店は大概うどん、そば、きしめんと3種類提供しており、実は味噌煮込みうどんのうどんは味噌煮込み専用の麺なので、中華麺を合わせれば5種類の麺を提供することになる。
汁も種類が多く、いわゆる麺汁から、白だし、赤味噌、カレー、さらには台湾ってな感じで、麺と汁の組み合わせだけでも無限に広がってしまう。
さらに愛知県では麺類にごはんをつけるのは至極当然のことで、焼きそばにもご飯がついてきたりする。さらにさらにコーヒーに豆菓子がついてくるお国柄、ご飯があればおかずが付いてきて、麺類定食の完成である。5種類の麺類を提供し、定食を提供するお店の呼称は麺類食堂としか言いようがなかったのではないだろうか?
さてそんな愛知県の麺類食堂で提供される味噌ラーメンであるが、名古屋で味噌と言えば”赤味噌”であり、当然味噌ラーメンも赤味噌なのである。しかし味噌ラーメンという呼称を使わないお店が多数存在するのがまた面白い。恐らくサッポロ味噌ラーメンと区別するために、サッポロ味噌ラーメン(白味噌)、味噌中華(赤味噌)になったと考えられる。
つまり絶滅危惧メニューは麺類食堂で提供される”味噌中華”なのである。
嗜好品は呼称によっても味わいが変わる。麺類食堂で提供される赤味噌のスープで提供されるラーメンは味噌中華でなければならない。
上記の考察をすべて満たす”味噌中華”は令和6年現在、岩正さんでしか提供されていない。名古屋麺類文化の一角を絶滅させてはならない!みんなバズらせてくれぇ〜。
具はチャーシューにシナチクにもやしに刻みネギ。
麺の茹で加減は、流石うどん屋さん!って感じで上々。
赤味噌のスープは赤味噌特有のコクと甘みがあり、体に染み込むようです。
関東出身のアタクシは、この甘みに面食らったのだが、今では中華スープより自然に喉を通ります。
味噌汁代わりの麺類なら、中華スープより味噌汁の方が旨いに決まってます!
こちらも絶滅危惧の天南丼。
鴨南蛮と同様、海老天と葱を軽く割り下で煮込んだものなのだが、これが旨い!
いわゆる天丼とは違う甘さがあるんですね。
天丼は白飯に海老天を乗せて天つゆをかけたものですから、天ぷらのサクサク感、天つゆの甘辛い味わい、天ぷら油と天つゆがかかったご飯の旨さってのが魅力ですが、天南丼は天つゆで煮込んだ衣の味わいは揚げたての天ぷらとは異次元のものです。天つゆを十分に含みトロトロになった衣の食感は美味しいと言うより官能的。もはや海老は主役ではなく脇役、食感のアクセントになる尻尾だけあれば良いって気になります。そして南蛮の由来となる天つゆで煮込まれた葱の風味は清涼感を丼に清涼感を与え、うまいうまいものにする。
煮込まれているからこそ奏でられる海老天と葱とのハーモニー。すべての旨味は一体化し、食感に風味のバリエーションがあり、一口ごとが楽しく、最後まで飽きさせません。
丼ものここに極めり!ってアタクシは勝手に思っているのですが…、絶滅危惧メニューです。
バズらせてくれぇ〜!!
「ラーメンのスープは残さず飲むべきか?」なんて論争がバズったことがありますが、アタクシはラーメンスープを残す派です。っが、味噌汁は当然飲み干す訳でして、味噌汁代わりにお願いした味噌中華は当然こんな感じになります。
今日も美味しかったです。ごちそうさま。いつまでも食べ続けたいと思っております。
「9. 観光客に天南丼を紹介」
きしめんも味噌かつも味噌煮込みも美味しいですが、モノホンの名古屋めしはこれ!って記しておく。
お姉さんに「久しぶりじゃないですか?」っとお愛想をいただき、常連でもない2年ぶりに訪問の客を良く覚えているもんだと感心すると「天南丼と味噌中華を注文するお客さんは一人だけなんですよ!」っと種明かしされる。
ってことは、少なくとも2年はこのメニューを注文したお客さんはアタクシ以外にいないわけなのかな!?
天南丼も味噌中華も見かけなくなるはずですな。
ザ・名古屋めし。昔ながらの名古屋の食文化。天南丼に味噌中華を味わえるのは、”今”しかないかもしれません。
味わえるうちに是非ご賞味あれ!
訪問履歴
天南丼、味噌中華@岩正202203
松月@岩正202005
天南丼、きしめん@岩正202003
天南丼、味噌中華@岩正201912
天南丼、味噌中華@岩正201812
天南うどん、志の田丼@岩正201811
味噌中華、木の葉丼@岩正201809
中華そば、天南丼@岩正201808
岩正
052-935-3929
愛知県名古屋市東区筒井1-12-17
営業:11:00~15:00
定休:火
コメント
コメント一覧 (2)
天南丼と味噌中華は待ったなしですね。
なんとか生き残って欲しいとは思っているのですが、なかなか難しいかもしれませんね。
私が東海地で生活し始めた20年前は、きしめんですら絶滅危惧メニュー入しそうな感じでしたね。名古屋めしって言葉が盛り上がり、新進気鋭のきしめんはいくらか復調の兆しはありますが、昔ながらのムロアジにたまりを使った色目の濃い汁で手打ちのきしめんをいただけるお店は極端に減ってますもんね。
名古屋の麺類文化は百花繚乱、栄枯盛衰だからこそ面白んでしょうが、もう少し残して置きたいものがたくさんありますね。
コメントありがとうございます。
hal9000se
がしました
hal9000seさんの素晴らしい考察、ほとんどの東海地方人が認識出来ていないことなんですよね。
名古屋周辺(自分は”濃尾平野”で捉えるのが一番しっくりくると思いますが)の人は名古屋のことをまあまあ知っていますが、名古屋の人間は周辺のことをほとんど知らない。だから他の地方や県と比べて古くからの麺類食堂に当たり前のように手打ち麺が多いことや、麺やつゆの種類が多いのにそれが普通だと思っていること(ある意味ゼータク)、色々思い当たることがあります。
>サッポロ味噌ラーメンと区別するため
なるほどー。自分も何で”味噌中華”なんて中途半端な呼び方するんだろうと思っていました。確かに昭和時代にサッポロ味噌ラーメンが一世を風靡しましたから、それとの区別が必要だったのかもしれませんね。
>天南丼
hal9000seさんの過去記事では見過ごしていましたが、岩正の天南丼は玉ねぎも使ってあるんですねー。こちらのはまだいただいたことが無いのです。私はネギをクタクタに煮たタイプが好きなのですが、最近行って食べた2軒はどちらも“即席“みたいな感じでシャキ感が残っている物でした。色々あって面白いです。岩正は(今のところ)天南丼の品書き落ちは無さそうですが、他の店は待った無しみたいな感じなので心配です。とは言っても名古屋人、ホントに天南丼を知らないからなァ…。
hal9000se
がしました