円頓寺商店街。名古屋で一番古い商店街と称され、令和の今でも懐かしい雰囲気を味わえる商店街だ。
明治には栄えていたようで、今はなき”日露戦争大勝利”由来の「勝利亭」明治42年創業
グアムでも似た料理を提供されて驚いた「はね海老」昭和28年頃創業
近くには菊井かつ本店もあった。ラク亭さんの本店もあったのかな!?
何もかも懐かしいですなぁ〜。
そしてアタクシの狙いは二ツ玉。
実は10年ぶりの訪問となる。
10年前と相も変わらぬ厚生省認可。恐らく頭にあるロゴマークは食品衛生法のロゴマークかしらん!?構成労働省シンボルマーク(厚生労働省)。
所謂「飲食物其ノ他ノ物品取締ニ関スル法律(M33)」の近辺で開店されたお店ってことじゃないかしらん!?
ご挨拶を済ませ、とにかく生存確認。
天南丼ありますね♪流石に味噌中華はありません。
壁に短冊のメニューもありますが、人気店の時分時、カメラを振り回すのはやめました。
天南丼とは(絶滅危惧メニューNo.1)
味噌中華とは(絶滅危惧メニューNo.2)
裏メニューも素敵ですなぁ〜。ふりかけ20円が泣かせますな。
注文を済ませ、一安心したところでスポーツ新聞をチラ見。
机上の胡椒が中華そばも提供していることがわかりますね。
ジャ~ン♪
本日も天南丼と中華そばにいたしました。
天南丼(ご飯軽め)。
早速個体確認。衣大きめの海老天に長葱の、これぞ天南丼ってな面持ち。
甘辛い天つゆに煮込まれた衣が旨いっすね。くどさがないのでスルスルと胃の腑に落ちていきます。
清涼感に甘みのある長葱もいい仕事をします。
うめぇ〜なぁ〜。
中華そば。
これぞ名古屋ブラックと言いたい漆黒のスープ。たまり醤油のクセを抜いて旨味だけ引き出したうどん汁って感じです。
具は鶏肉、ハム、かまぼこ、シナチク、花麩。
ストレート麺がコクのあるスープに良く合いますな。
胡椒をぱらりとふって中華っぽくいただきます。
「ここの中華そば食べてみて!富山ブラックラーメンなんてのがあるけど、ここは名古屋ブラックだよ!たまり醤油のスープはすごいよ!」なんて常連さんのお話が味わいをさらに増しますなぁ〜。
10年一昔とは言うけれど、100年食堂の10年なんて鼻垂れっ子ですな。
10年くらいじゃ寸分たがわぬものが提供されます。流石です!
訪問履歴
天南丼、中華そば@二ツ玉201409
名古屋市北区にあった二ツ玉
木の葉丼、中華そば@二ツ玉201308