Red List Restaurant(絶滅危惧食堂)

緊急に保護を要する食堂の選定調査を行い、その結果を踏まえて、レッドデータ「日本の絶滅のおそれのあるノスタルジック食堂」及び「日本の絶滅のおそれのある市場食堂」を編纂中!?

タグ:守山区

本日は愛知県名古屋市守山区更屋敷にある越前谷屋さんにお邪魔しました。

無観客だろうが、大相撲開催中はスポーツ新聞を求め徘徊する私。

愛知県に住んでいるからって訳ではなく、中日スポーツは私のお気に入り。なんたって元横綱のコラムが面白いんですよ。
「北の富士コラム」賛同者求む!! 千秋楽までに無観客の場内で拍手と声援を送ろうと思っているby中日スポーツ

喫茶店などで中日新聞を見つけると小躍りしてしまいます。



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閑話休題
目当てのお店に向かって車を走らせていると、こんな看板を見てしまい。



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つい入ってしまう私です。
中日スポーツを見つけ小躍りする私。

落ち着いて店内を見まわすと、常連さん3人。昼時だったのですが、飲酒率高っ!
一献頂きたいところですが、仕事中に車で来ている我が身を呪う。



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店の奥に食品陳列棚。
こちらでお惣菜を選びまして。




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ごはんの大中小と味噌汁、豚汁、貝汁などと合わせます。
ホットメニューは卵焼きに目玉焼き。
アルコールメニューがビール大瓶に酒!ってのがまたいいじゃございませんか。
常連さん方の大半が卵焼きで一杯やってるってのがよく分かります。



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私の机上にはご飯中に味噌汁が出てきます。
沢庵はご飯を頼むとつくのかな!?
いいんですよ!”めし”屋なんですから!!次回は公共交通機関出来ますよ!



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そして本日の昼餉はこんなんになりました。これでお代は600円。



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ドテ煮。
尾張名古屋の赤味噌ですよ。
甘いんですよ!慣れるまで時間がかかりましたが、今ではドテはこれじゃなきゃ!って感じです。



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目玉焼き150円
やっぱり火からおろしたばっかりの物が美味いんですよね。



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やっぱりこんな事になります。



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手押し車が常連さんの年齢層を想像させますね。
私も早く昼酒を楽しめる身分になりたいものだ!っと思いながら仕事に戻ります。


越前屋
052-794-2563
営業:11:00~14:00、17:00~20:00
定休:日
愛知県名古屋市守山区更屋敷14−5

本日(202002)は名古屋市守山区長栄にあるかどふく本店さんにお邪魔しました。



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4ヶ月ぶりの訪問ですな。
定期的にお邪魔しなければとは思っているのですが、なかなかそうもいきません。
伺わなければならないと思ってしまう理由は…。



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愛知県麺類食堂のレジェンド大姉さんに会いたいわけですよ。
本日大姉さんはまかない中。何はともあれ安心いたします。
まあこっちの心配は他所に、大姉さまは新幹線で東京のテレビ局まで出向いて、明石家さんま司会のテレビに出てきたとお話しておりました。



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大姉さんに会いたいってのもありますが、ここかどふく本店さんは、古くからの愛知県麺類食堂のメニューを今に残した稀有な店。
さて本日はなににしましょうか?



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本日の昼餉全容はこんな感じ。
高度経済成長を支えたお父さんたちの昼ご飯を思い浮かべ注文。



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天南丼。
分かってらっしゃるといった面持ちですな。
天ぷらは衣が旨い!を体現した海老天。甘辛く煮込まれたコロモが旨いのは当然の理。その衣を大きくしてくれてるんだから嬉しいじゃありませんか!
さらに煮込まれたネギが口に清涼感を与え、ご飯が進む進む。



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味噌汁替わりの麺類のフレーバーは味噌にしました。



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これも愛知県特有の味噌ラーメンだと思う。
赤味噌で色目は濃いですが、味醂系の甘みが強く、ちょいと七味を振っていただくのがベストだと思う。
サービス過剰の愛知県の具は、叉焼にハムが入って来たりする。青菜にシナチク、かまぼこまで入るってんだから豪気なもんです。
麺のゆで加減も上々で、あっという間に完食ですなぁ。

ご馳走様でした。



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次回の訪問はいつになるかしらん!?
ふた昔前の飲食店だったら、当たり前のようにあった名刺代わりのマッチをいただいて帰ります。

訪問履歴
天南丼、志の田うどん@かどふく本店
天南丼、おかめそば@かどふく本店
木の葉丼、中華そば@かどふく本店
志の田丼、味噌ラーメン@かどふく本店
きしめんコロ、志の田丼、しっぽくうどん@かどふく本店
松月うどん、天南丼@かどふく本店
きしめん、中華そば@かどふく本店


かどふく本店
052-791-2025
愛知県名古屋市守山区長栄16-12

営業:11:00~16:00、17:00~19:00
定休:月

本日(201910)は名古屋市守山区長栄にあるかどふく本店さんにお邪魔しました。

半年ぶりの訪問になるんですね。
愛知県麺類食堂のレジェンド大姉さんは今も健在で安心しました。



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ランチタイムは相変わらず盛況な店内。
スポーツ新聞は出張中でしたが、灰皿はきちっとそろっておりました。
飲酒率も高く、つい飲みたくなってしまいますが、本日は仕事中…。
さて何をいただきましょうかね。



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RLM(レッドリストメニュー)もたくさんあるので、迷ってしまいます。

天南丼、おかめそば@かどふく本店
木の葉丼、中華そば@かどふく本店
志の田丼、味噌ラーメン@かどふく本店
きしめんコロ、志の田丼、しっぽくうどん@かどふく本店
松月うどん、天南丼@かどふく本店
きしめん、中華そば@かどふく本店

自分のブログをデータベースに本日のメニューを考えます。



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コロの時期もそろそろ過ぎましたね。
今年は一度も食べなかったかな!?



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たいして考えた訳じゃありませんが、本日の昼飯はこんな感じ。



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相変わらず分かってらっしゃると言った海老天。
このぽってりとした衣が美味いんですよね。
煮た葱は旨さに清涼感を与えます。
ちょいと汁っ気が強かったかな!?やっぱりコメッツブの喉触りもどんぶり物を掻き込む旨さの一つなんですよね。汁が多いと米は水分を吸うし、喉触りが減るんで、汁は少なめがいいんですよね。
なんて御託を考えてるうちに無くなっちゃうんですが…。



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信の田うどん。
実は私初めていただきます。



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所謂白だしのうどん。
相変わらず名古屋の麺類文化は面白い。
名古屋クリムゾンのきしめんの汁と信の田の白だしが同じメニューに載っている。
今時は観光地のレストランにはこんな色違いメニューはあるが、一世紀も前からこんなメニューがあるってのはすごいことですな。
具は信の田由縁の油揚げにかまぼこに葱。柔目のうどんが白だしをさらに優しく感じさせます。



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実はこの記事を認めているのは10月の19日土曜日。
普段なら柳橋中央市場をふらついている頃なんですが、所用があり自宅にて休養。
我がホーム柳橋中央市場は岐路に立たされております。
今月いっぱいで柳橋中央市場の一角が閉鎖。
来週末は最後の土曜日となります。行けばよかったかな!?と後悔しつつブログを更新しております。


天南丼、おかめそば@かどふく本店
木の葉丼、中華そば@かどふく本店
志の田丼、味噌ラーメン@かどふく本店
きしめんコロ、志の田丼、しっぽくうどん@かどふく本店
松月うどん、天南丼@かどふく本店
きしめん、中華そば@かどふく本店


かどふく本店
052-791-2025
愛知県名古屋市守山区長栄16-12

営業:11:00~16:00、17:00~19:00
定休:月

本日(201809)は名古屋市守山区長栄にあるかどふく本店さんにお邪魔しました





台風21号の為名古屋は午後から交通機関が動かなくなると言ったことで、帰宅難民になる前に家に帰ります。

昼前に仕事が終わるってことは、どこかで食事をとダメ元でかどふくさんを覗くと見事オープンしておりました。





志の田丼に木ノ葉丼の食品サンプルなんてそう見るもんじゃありません。





台風が直撃するってのに結構な客の入りです。

地元に愛されている店ってのがよく分かります。





本日の昼飯。

味噌ラーメンに志ノ田丼。

今思えば木ノ葉丼にしておけばよかった…。





これぞ愛知の味噌ラーメン。

関東に住んでいると、味噌ラーメンってのは北海道発祥で白みそってイメージだったんですが、なにせこちらは尾張名古屋赤みそ文化で何かにつけて赤みそである当の然として味噌ラーメンも赤みそで提供している店が多い。

さらに愛知県には”みそ中華”って素敵な呼び名もあったりするので一時期よく食べたのである。

訪問店は下記の通りであるが…。

サッポロ中華(やぶ金@愛知県津島市本町)
みそラーメン(岩野屋@名古屋市北区清水)
みそ中華(稲の家@名古屋市北区水草町)
みそラーメン(浅田屋@名古屋市北区新堀町)
みそラーメン(玉の家@名古屋市北区城見通)
味噌ラーメン(ゆたかや@古屋市南区笠寺町字西之門)
みそラーメン(玉の家@名古屋市北区城見通)
味噌中華(丸万@名古屋市西区新道)
味噌中華(浅田屋@名古屋市西区那古野1丁目)
みそラーメン(一八本店@名古屋市中区栄)
みそラーメン定食(めん処やなぎや本店@名古屋市北区清水)
みそラーメン(串静@名古屋市東区泉)
番外編
みそラーメン(喫茶ナンテン@名古屋市西区則武新町)

閉店されたお店も多いですね…。




麺は中太縮れ麺。歯ごたえも楽しいゆで加減である。

具はチャーシュー、ハム、かまぼこ、ホウレンソウに手間をかけた細切りのシナチク。具だくさんってのも愛知県らしくてよろしい。

そして赤みそベースで味醂の甘みが利いたミソスープが旨い。

また味噌ラーメンを食べ歩いてみようかしらん!?




志ノ田丼は安定の旨さ。




どうやら台風の為店を開ける気がなかったらしい大姉さんはご機嫌斜めだったようでお話ができませんでした。

通ってお話を聞かなければとは思っている…。

台風の中お店を開けていてくれてありがとうございました。

ご馳走様でした。




ちなみに駐車場が変わっております。



車で訪問の際はお気を付けください。



訪問履歴

ころきしめん(汁が冷えてないバージョン)、志ノ田丼、しっぽくうどん@かどふく本店

天南丼、松月うどん@かどふく本店

きしめん、中華そば@かどふく本店


かどふく本店
052-791-2025
愛知県名古屋市守山区長栄16-12

営業:11:00~16:00、17:00~19:00
定休:月

本日は名古屋市守山区長栄にあるかどふく本店さんにお邪魔しました。





こちらかどふく本店さんは御年〇〇歳の看板娘が名古屋の麺類食堂の歴史を教えてくれる。

文化遺産にしたいくらいの店である。




当の然と食品サンプルも清潔に保たれています。





店内テーブルに小上り。

かなりの人気店でいつ行っても混みあっております。

メニューはこんな感じなんですが…。





短冊のメニューに気がかりなことが…。





「冷やした出汁がかかったコロきしめん有ります」の注意書き。


説明せねばなるまい。

平成30年現在名古屋の方の使い方は「きしコロ」とか「うどんコロで」だと思う。

きしめんやうどんに汁をぶっかけたものを指す。ざるそば、ひやむぎ、素麺のように汁をつけたり、もともと冷たい麺に対しては使わないのので、かけ蕎麦の冷製と思っていただければ差しさわりがないと思う。もっともここはサービス過剰の名古屋であるから、かけと言っても薬味に+α(揚げや花かつお)が載ってくることも多い。

ちなみにwikiで香露(コロ)は「元来は温かいものにも用いられたが、現在では一般的に冷たいものを指す。ぶっかけうどんなどに近い。」としてあるが、諸説あり、製麺所の店頭で売られている茹で上げのうどん玉に汁をかけてもらいその場で食べた。うどん玉がコロっとしているのでコロと呼ばれるようになったってのも聞いたことがある。「ころうどん」のルーツ(中日新聞)

現在大概のお店でコロをお願いすると水でしめられた麺にビシッと冷えた汁がかけられ出てくる。

っが、こちらのお店では「冷やした出汁がかかったコロきしめん有ります」の注意書があるってことは、デフォルトで「コロ」を頼むと冷たい麺に温かい汁がかかってくるか、ぬるい汁がかかってくるはずなのだ!このお店の歴史に敬意を払って考えれば、「コロ」って言うのは、汁の温度ではなく、麺の温度のことではないかと考えられる。

冷蔵庫の国内生産が昭和一桁。電気冷蔵器(当時の冷蔵庫の呼称)が市場に入ったのは戦前だったんじゃないだろうか?氷の上か、冷やされたうどん玉が市場に並べられたのは戦前だろうと思う。そこに麺好き、新しもの好き、サービス過剰の県民性が加味されて、水に通して客に出す、氷で締めて客に出す、汁も冷たい物、氷を入れたもの、薬味を入れたものと百花繚乱。消費者の口に運ばれていったのだろう。

うどん屋の店内で食べるチンチコチン(名古屋で熱い液体の意)の汁で茹で上げの麺を食べるのではなく、製麺所の軒先で茹で置きの麺に温い、もしくは冷たい汁をぶっかけて食べる麺類の総称をコロと呼び始めたのではないだろうか。当然話題になればお店も真似するものであり、冷蔵庫の普及も相まって、現在のコロになっていったのではないか!?なんて余計なことを考えてみる。

まあ、いい加減な人が、いい加減なブログに、いい加減に書いているので信頼性は全くないんですが…。





そんな訳で、本日のオーダーはきしめんコロに志の田丼にしっぽくうどん。





コロきしめんデフォルト。

注文時に「なんで冷たい汁がかかってるってのがあるの?」っと伺うと「冷たいのが良いの?」っと聞き返されてしまい、「いや普通のがいい。」っといったら「普通のコロイチ」っとオーダーが入りました。

いろんな質問をしたかったんですが、何せ繁盛店。お姉さんの時間を取らせるのと大声で話すのも憚れて…。


具はほうれん草にかまぼこに花かかつお。画像でも花かつおが冷たい麺を表してますね。





麺は水で締めた麺った感じですね。汁が温かかったか?と聞かれれば「ぬるい」と答えますが、かけられた時の温度は分かりませんでした。

経験と修行が足りないですね。もっとこのお店に通わなければと思う。





しっぽくうどん。

こいつも絶滅危惧メニューですなぁ。

松月の卵がない版って感じでした。





うどんは柔め。

これぞ名古屋のうどんって感じですね

優しい白だしが美味しい。





信の田丼。

いい感じの味付けに具のバランス。

これも美味しいなぁ。





味噌汁は合わせなのかな!?

実は尾張の赤みそ文化は尾張一宮が一番強いと思っている私。

これもまた深い話である。


毎回ご馳走様です。

ありがとうございました。

次回はお姉さんを捕まえてもっと話したいものである。


訪問履歴

天南丼、松月うどん@かどふく本店

きしめん、中華そば@かどふく本店


かどふく本店
052-791-2025
愛知県名古屋市守山区長栄16-12

営業:11:00~16:00、17:00~19:00
定休:月






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