Red List Restaurant(絶滅危惧食堂)

緊急に保護を要する食堂の選定調査を行い、その結果を踏まえて、レッドデータ「日本の絶滅のおそれのあるノスタルジック食堂」及び「日本の絶滅のおそれのある市場食堂」を編纂中!?

タグ:旨い

本日(20190112土)は名古屋市中村区名駅、名古屋綜合市場ビルにある食堂魚源さんにお邪魔しました。

名古屋綜合市場HP参照。

http://sougou-shijou.co.jp/#section01

年末年始は家族全員インフルエンザでして、両脇にインフルエンザの娘を抱え寝ている私はいたって元気というhal9000seです…。

いつも年末年始は出かけているため、市場初めはホームでないことが多いんですよね。
今年も例外に漏れず市場初めは群馬県は高崎市中央卸売市場でしたね。


新年に新しい刺激を受けるってのはそう悪くはないんですが、やはり日常生活っていうか、いつもの店でいつもの奴ってのが一番落ち着きます。
常連としてはいつもの!ってのは安心できる代物なんですが、観光客にとっては常連重視ってのか、エコひいきってのか、同じ客なのに差別されるってのはたまらないでしょうね。
ですが、いい店ってのは、客が求めているものを出すのが本道であって、一見さんにはお店の一押し、看板メニューを提供する、毎日くるお客さんが飽きないようにスペシャルメニューを提供するってのが当たり前のような気がしますね。一見さんだから分かるお店の味に、常連にならなければ分からないお店の味ってのもある訳ですよ。せめて店のブレに気が付くようになって初めて我儘が言えるような大人になりたいもんですね。って年明けは見知らぬ市場の食堂で好き勝手やっている私が言ってみる…。



本題。
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寒い寒い!って声しか聞こえてこない真冬の市場ですが、冬が一番市場には合う気がするのは私だけでしょうか?
市場はいろいろありますが、日本人にとって市場と言ったら魚市場。魚は寒いほうが旨いって辞世の句に残したい私にとって、やはり市場は冬に来るものです。



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お買い物を済ませ”いつもの”魚源さんへ。
冬場の魚源さんは七輪を外ではなく厨房に置くため、今日の焼き魚が決まりませんな!



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新年の挨拶を済ませ、お姉さんに本日のお刺身を聞いたら「メジとヒラメ」ってことでして、メジマグロを食べるのが良心の呵責を感じる私は、メジを控えさせていただき、平目をお願いした。今となっては後悔でしかない…。
そんな訳で本日のメニューはこんな感じ。
私にとっては相当重要事項だが、世間一般ではどうでもいいことってのはいろいろありまして、その一つに魚源さんにスポーツ新聞があることである。
明日から初場所。稀勢の里の動向が気になる所である。



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ヒラメのフライにカキフライをタルタルソースでいただく。
ヒラメもカキもタルタルが合う気がしますね。
白身のさっぱりしたフライに濃厚さと酸味を加えて完全体になりますな。



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平目刺し。
新鮮で歯ごたえを楽しむ感じ。
私は甘み重視なので、もっと寝かせたほうが好きだ。



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もっとも尾張名古屋の刺身は溜り醤油で食べるので、旨みは常に足されるんですがね。
漆黒の醤油が美しい。
愛知県では刺身醤油と言われる溜り醤油。



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常連さんと合流しまして、揚げ出しにかぶらのなます追加。



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年を重ねるにつれ豆腐が好きになりますね。
美味し。



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かぶらのなます。
これが旨くて、いつも熱燗二合でケツを上げるんですが、もう一杯お願いする。



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〆にカレーでも頂こうかと思いましたが、本日はお子様たちを病院に連れて行かなきゃいけないので、これにて終了。

素敵な年明けとなりました。
お店の方にも常連さんにも「今年もよろしくお願い致します。」お声がけし、お店を後にします。
ご馳走様でした。




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この幸せはいつまで続くんだろう!?なんて余計なことを考えながら市場を後にします。


食堂魚源 
名古屋市中村区名駅四丁目15番15号 名古屋綜合市場ビル内 

http://sougou-shijou.co.jp/

052-541-541

201801より 

6:30頃~11:00(最後の常連さんが食事を終えるまで)

営業日:名古屋総合市場に準ずる。 

年末営業は12月27日!?28日!?まで

訪問履歴
マグロ&平目刺、ナスきゅうりの漬物、とんかつ、糸コン煮付け、カキフライ@魚源食堂
鯖の塩焼き、大根の煮付け@魚源食堂
シズの煮付け、明太子炙り、胡瓜の漬物、カキフライ@魚源食堂
カマスの開き、白菜の漬け物、ししゃも焼き、牡蠣フライカレー、らっきょ@魚源食堂
牡蠣海老フライ、おでん、太刀魚焼き、漬物@魚源食堂太刀魚焼き、茶碗蒸し、明太子、漬物@魚源食堂

本日(210812)は愛知県名古屋市東区筒井にある岩正(いわしょう)さんにお邪魔しました。


つぶやいてます。
Instagram
インスタ映え狙ってます。

クリスマスが終わると年末って気になりますなぁ。
今年は実生活もブログも引っ越してバタバタした一年でした。
家の中も、ブログもとっ散らかっているので、大掃除をしたいところなんですが…。
引っ越しに継ぐ引っ越しで、部屋の中もアンバランスさも、ブログの中の過去記事も見栄えが悪いですなぁ。
「お引越しのお祝い返しも済まないうちに、またですね。」っと歌ってしまう私です。
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アフィリエイトは結果が見えないのが面白くないですな。

新しいことをやる前に、昔の記事を少しでも見栄えの良いものにしなければとは思っている私です…。


本題
平成30年も終わりますねぇ。
年末年始はRed List Restaurantマニアな私には寂しい日々になります。
市場は大混雑でまともに買い物や食事ができなくなりますし、昔ながらの食堂は年末年始営業されないことが多いんですよね。
営業日はもとより、営業時間も特別になることが多いので、訪問の際は確認することをお勧めします。


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今年最後の訪問になるRLRかもしれない筒井商店街にある岩正さん。
筒井商店街(金鯱商店街より)

年末の蕎麦屋は大混雑するのは当然のことではあるが、平日並びがあるってのはすごい!
さらに客層が広く、隠居生活を謳歌されている方から、部活帰りの学生さん、まだ首の座っていないような子供まで(当然親に連れられてきているんだが…。)ありとあらゆる老若男女が並んでいます。

こちらのお店前述の通り、いぶし銀の味と若い力強さを持っている店なのですが、さらに雰囲気もよい優良店なのである。
どんなに混雑していても、どんな方が来ても、客は客、一人前に扱ってくれるのだ。
故に学生さんも子連れの家族も安心して食事がとれる。
そして混雑してもいら立つことのない厨房にフロントの接待。
人気店になるのは当たり前なのである。



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「回転は速いですよ。」なんて後ろに並ぶ客に説明する前に並ぶお客さんを「いい店には良い客がつくなあ。」っと感心しているうちに、店内に促され着席。

メニューを見る前に、お知らせを確認。
老舗ってのは昔ながらの習わしを守るもので、晦日と正月は休むものです。
客としては寂しいものがありますが、習わしを守る店だから魅力があるってもんですな。
私もお年始参りに専念したいと思います。


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タイミングよく4名のテーブルに着席。
ちょいと間が出来たのかお茶とお水が提供されます。


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並びもあるので、客は手早く注文。店は素早く配膳ってなもんです。
平成30年のRed List Restaurant Reearchを締めくくるのは味噌中華と天南丼である。


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本日は記念日なので、小ではなくレギュラーでお願いしています。
相変わらず絶妙なコロモですね。
甘辛い味付けはもちろん、なまめかしい舌触りも素敵です。
これなら海老はいらないんじゃないかと思う…。まあ鰻丼のたれと同じようなもんでしょうね。ご飯に鰻のタレかければうんまいだろうと、タレだけかけても…。
(目次)志乃田丼、木の葉丼、天南丼


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味噌ラーメンも旨いなぁ。
これは愛知味噌ラーメンって名物にしてもいいんじゃないかと思うんですけどね。
一般的な北海道の味噌ラーメンと一線を画しています。っが、定義が分かりません。共通することはスープが赤味噌ってくらいなんですよね。具も名前もばらんばらん!
それでも何軒か食べ歩くと名古屋の味噌ラーメンはこれだよな。って気はしてきます。

下記は愛知県の味噌ラーメン食歴である。
ラーメンスープは飲み干さないタイプであるが、味噌汁はきっちりといただきます。

岩正さんは、なんと言っても美味しい!そして接待がきれい!今年のBest of RLRでございました。
毎回ご馳走様でした。


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ちなみにこちらの店も味噌煮込みうどんが売りである。
食べたことはありませんが…。
来年は食べてみようかしらん!?

平成30年のリサーチはここで終了します。
来年はまともな情報源目指して頑張ります!って毎年言っている気がする…。


訪問履歴
天南丼、味噌ラーメン@岩正

天南うどん、志の田丼@岩正

味噌中華、木の葉丼@岩正

中華そば、天南丼@岩正

岩正

052-935-3929

愛知県名古屋市東区筒井1-12-17

営業:11:00~15:00

定休:火

本日(201811)は三重県桑名市江場にある恵比寿さんにお邪魔しました。

えびすや巡礼シリーズなのである。


名古屋の麺類文化ってのは広大で深淵である。
麺だけでもうどん、そば、きしめん、中華そばの選択肢があり、汁は赤出汁に、白だし、温度まで考えれば…。
なんて言っているのはまだまだ甘く、味噌煮込みうどんのうどんってのは普通のうどんと違って塩分を含まない麺だから、麺の括りはうどん、そば、きしめん、中華そばに味噌煮込みの5っつ。汁は赤、白、味噌の3っつ温度は麺と汁の熱い、冷たい、温いの9つ。
なんて考えたら!!!!!!
名古屋の麺は広大で深遠だ。
ちなみに汁はカレーもあるので…。広大で深遠だ!
ちなみに台湾ラーメンもあんかけパスタもまぜそばも名古屋発祥だ!!
名古屋の麺類文化ってのは広大で深淵である。

そんな名古屋の麺類食堂は昔から百花繚乱、栄枯盛衰、奢れるものは久しからず。
ビックウェーブに乗ってチェーン展開、全国制覇を狙って関東進出する者も少なくない。
「名古屋と言ったらスガキヤラーメン」と歌っているスガキヤも関東進出をして撤退している。
全国で一般的になった感のある追い飯も名古屋の麺類食堂発祥である。

そんな名古屋の麺類食堂は、今では老舗で落ち着いた佇いな店も、昔はぶいぶい言わしていて色々あった店が多い。

暖簾に商法登録のある

名古屋名物と言われる味噌煮込みうどんで有名な老舗は元は同じ店

カレーうどんにも悲しい話があり


老舗と呼ばれる店には、逸品に一味も二味も足してくれるストーリーがある。


そんな名古屋在住の私が現在調査しているのはえびすやである。


名古屋カレーうどんは前記の若鯱家(現本店鯱乃家)が発祥とされている。
その名古屋カレーうどんは平成の初期名古屋で大ブレークしたらしい。

当然名店が続々と生まれ、暖簾分けやチェーン展開をする店が出てくる。
名古屋カレーうどんの御三家と呼ばれた!かは知りませんが…、えびすやは有名だったらしい。

チェーン展開と言うか暖簾分け店が多数あり、現在も各店独自の歩みを続けている。

平成30年7月現在、えびすやさんの箸袋の裏には9店舗あり、未訪問店はあと一店舗だけとなった。
そんな訳でトリを飾るえびすや[住吉]桑名店にお邪魔すべく三重県にやってきました。

食べログでなんとなく検索し、やってきました三重県桑名市。
「そうは桑名の焼き蛤」の桑名なのだ!



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看板を見ると恵比寿。えびすやじゃないですね。
きっといろいろあったんだろうなぁ~。


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日曜のランチタイム。
とにかくお客さんでにぎわっており、店内写真がありません。
テーブルと小上りで20名程度の席が満席で、入れ替わり立ち代り客の入る人気店である。
そんな訳で店内写真はありません。


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懸案事項のカレーうどん。
カレーうどんをお願いすると「牛ですかカシワですか?」と聞かれるお国柄。
カレーの肉問題もいろいろありますが、ここではあえて触れずに牛肉をお願いした。
ちなみにえびすやグループ内でも豚か牛かで分かれる。日本の中心に位置する東海の地は関東関西の文化が入り乱れているってのも面白いのだが…、いずれ書いていきたいとは思っている…。



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柔めの麺にまとわりつく辛めのカレー汁。
このカレー汁がやたらと旨い。
出汁が旨いのかスパイスが旨いのかよくわからんうちに完食完飲。
つまりは追い飯ができる状態ではありませんでした。


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奥さんの鍋焼きうどん定食。
蓋つきで提供されます。
お姉さんが蓋を開けた瞬間ぐつぐつ煮えた鍋から上がる湯気。インスタ映えしますな。
次回は動画を取ってインスタにあげてみよう。

インスタ始めました。
Instagram


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具たくさんの鍋焼き。透き通った汁が見た目も美しいですな。
奥さんから奪って一口すすりますが、この店の汁はメチャクチャ旨い!
お替りをもらいたいところだったのですが、何せ繁盛店の昼時に子連れでお邪魔している身。
そうそうに席を立ちます。


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あまりにも美味しかったので忘れていましたが、今回訪問の主題はえびすや巡礼です。
店のどこにもえびすやっぽいグッズがないってことは…。
えびすやグループではなかったかな!?
あまりネットに情報がないのでまたお店を回って言質を取らなければならないかな?
ちなみにメニューにはきしめんが無かったので、やっぱりえびすやグループではないかな!?と推測しております。(メニューは下にあります。)

情報をお持ちの方はコメントくださると助かります。


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主題を忘れるほど美味しかった恵比寿さん。
次回主題を忘れずに伺えればいいなぁ~、主題抜きでも食べに来たいなぁ~、っと思いながらお店を後にしました。


以下メニューとなります。
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恵比寿
0594-21-7691
三重県桑名市江場577-1
営業:11:00~14:00、17:00~20:00
定休:木 

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