みやこ本店201406@名古屋市中村区名楽町
来たい来たいと思ってはいたのですが、名古屋で大門に行って飯食ってきたと言っても誰も信じてくれない場所柄…。
スポーツ新聞に食の軍師2巻を確保してテーブルにつきます。
(目次)食の軍師の旅(聖地巡礼)
みそ中華も6年前は見向きもしなかったんですよね。
(目次)食の軍師の旅(聖地巡礼)
全型の海苔を半分にした長方形の海苔に青菜。
卵が結構煮込んでありますね。
やはり白出汁は体に染み入るようですね。夏に食べなかったことを後悔する。私にとって白汁はスポーツドリンクみたいなもんなんですよ…。
つるつるのうどんは名古屋の麺類食堂っぽくなくなってしまった気がしますが、以前からなんでしょうかね!?
大杯を空けるように汁を飲み干しご馳走様でした。
そろそろ名古屋の特有の種物「松月うどん」も先が見えてきてしまいました。
とりあえず令和2年10月までののまとめ。
みやこ本店202010:四角海苔、青菜
みのや本店202010:刻み海苔、青菜、焼きかまぼこ、花麩
浅ひろ本店202010:三角海苔、青菜、かまぼこ、メニューに松月(月見)と記載
新角屋202007:三角海苔、青菜、メニューに掲載なし
山田屋202005:四角海苔、青菜
岩正202005:刻み海苔、青菜、かまぼこ
かどふく本店201806:四角海苔、青菜、かまぼこ、花麩、椎茸
未訪問店
メニュー掲載
いせ徳(愛知県清須市):板海苔(刻みねぎ別皿)
初味屋(名古屋市南区大磯通):板海苔
月見表記orメニュー非掲載
釜揚きしめん一八(名古屋市南区大江):板海苔、青菜、朱色蒲鉾
三浦屋(名古屋市東区出来町):板海苔、青菜、朱色蒲鉾
岐阜、三重にメニュー掲載で提供するお店あり。
松月メモ。
東海圏内のうどんの種物。
汁は白汁。全型の海苔の半分の上に卵を落としたもの。卵は白身が少し白くなる程度加熱、もしくは熱い出汁をかけ朧月夜って感じにするのが好ましい。
卵を月、板海苔を松に見立てたことが呼称の由来。かまぼこや青菜が入ることがあるが、東海では「かけ」が無いことを考えると呼称に影響を及ぼしたとは考えにくい。花巻の卵入りという訳ではないので、海苔は板海苔が正式だと考えられる。
昭和初期には東海の多数の麺類食堂で提供されていた。卵の価値と共に格下げが続き、今や絶滅危惧メニュー。令和2年の東海でも「月見」という呼称が一般的。
さて食の軍師が好きな私が、食の軍師を読みながら、西郷をまねて定食にしなかった理由は…。
(目次)食の軍師の旅(聖地巡礼)
みそ中華も食べたかったからだ!
暖簾を下ろそうかと思われる時間につい追加注文する厄介な客を温かく受け入れてもらい感謝いたします。
正直フライパンを振る音が聞こえてきたときには土下座でもして帰ろうかと思ったくらいである。
ちなみに、この味噌中華も絶滅危惧というかExtinct menuである。
名古屋の麺類食堂の味噌ラーメンってのは独特で、赤味噌のスープに昔ながらの細麺、具は細切りの野菜炒めってのが一般的なのである。
感覚的には関東のタンメンの赤味噌バージョンって気がする私。野菜のうまみに味噌のうまみがあるんだから、不味い訳がありません。
現在も赤味噌の味噌ラーメンを提供する店はあるのだが、味噌中華と言う呼称はとんとお目にかからなくなっているのだ。
訪問履歴
中華そば、きしめん、木ノ葉丼@みやこ本店201406
みやこ本店
052-471-5938
愛知県名古屋市中村区名楽町5-1
営業:
定休: